September 09, 2013

環境評価入門 (選択型実験の実際)

栗山です。

9月21日(土),22日(日)に神戸大学で開催される環境経済・政策学会2013年大会 にて以下のチュートリアルセッションか開催されます。環境評価の最新手法の選択型実験(コンジョイント分析)について解説します。書籍や論文などには書かれていない詳しい調査手順も紹介します。

初心者にもわかりやすいように解説しますので,ご関心のある方はぜひご参加ください。

 「環境評価入門 (選択型実験の実際)」
 日時 2013年9月22日(日)8:30-10:30
 場所 神戸大学鶴甲第1キャンパス I会場
 内容

 1 選択型実験の調査票設計
   庄子 康(北海道大学)
   要旨ファイル:http://www.seeps.org/meeting/2013/submit/abst/2146_ZC6nDs4M.pdf

 2 選択型実験のプロファイルデザイン
   栗山浩一(京都大学)
   要旨ファイル:http://www.seeps.org/meeting/2013/submit/abst/2147_2kX5L48Z.pdf

 3 選択型実験の推定方法
   柘植隆宏(甲南大学)
   要旨ファイル:http://www.seeps.org/meeting/2013/submit/abst/2149_7m63DNgw.pdf

環境経済・政策学会大会の詳細は以下をご参照ください。
http://www2.kobe-u.ac.jp/~kt/seeps2013/index.html

皆様のご参加をお待ちしております。

December 05, 2012

第一回京都環境資源経済学セミナー(12月22日午後)


三谷です。12月22日に第一回京都環境資源経済学セミナーシリーズを京都大学農学部で実施することになりましたので、お知らせ致します。

とりあえずみなさん、12月22日(土曜)午後は京都大学農学部にお越し下さい。後悔はしないはず。また、セミナー後大学の近くで懇親会をします。スピーカーの方は全員参加してくれることになっています。是非、みなさんもどうぞ。

一人でも多くの方にお会いできることを楽しみにしています。よろしくお願いします。



京都環境資源経済学セミナーシリーズ(SEEPS後援)
http://kyoto-ere.blogspot.jp/

第一回12月22日(土)13:00-17:00 京都大学農学部大会議室

オープニングリマークス13:00
三谷羊平(京都大学)

プレナリートーク13:00-13:45
馬奈木俊介(東北大学)
Some Challenges in Environmental and Resource Economics

実証研究フロンティア13:45-14:30
碓井健寛(創価大学)
Does Unit-based Pricing Increase Illegal Dumping of Household Waste?

コーヒーブレイク14:30-14:45
バリスタ 伊藤伸幸(京都大学)

理論研究フロンティア14:45-15:30
宝多康弘(南山大学)
Technological Change and International Interaction in Environmental Policy

実験研究フロンティア15:30-16:15
小谷浩二(国際大学)
Uniform Price Auction trading Forest Development Rights: Framed Field Experiment in Nepal

(仮)環境評価研究フロンティア16:15-17:00
(仮)三谷羊平(京都大学)
Robustness Test of Incentive Compatible Referenda: Consequential Probability, Group Size, and Value-cost Difference

クロージングリマークス17:00
栗山浩一(京都大学)

懇親会@おむらや(百万遍)18:00
幹事 久保雄広(京都大学)

12月5日時点での仮プログラムです。報告の順番など変更の余地があります。また、5人目のスピーカーはあんまりいけてないので変更の可能性があります。

懇親会参加を希望してくださる方は、担当の久保さん(kubo.takahiro.78eアットst.kyoto-u.ac.jp)まで連絡を頂けると助かります。

November 10, 2011

環境評価の最新テクニック

2009年と2010年の環境経済・政策学会でおこなった企画セッションの内容を元にした書籍が、ようやく完成しました。

柘植隆宏・栗山浩一・三谷羊平(編)
『環境評価の最新テクニック: 表明選好法・顕示選好法・実験経済学』
勁草書房, 2011年.

amazonにも出ています。

http://www.amazon.co.jp/dp/4326503572/

11月14日発売で、3,200円+税です。

October 28, 2011

環境評価講習会2011

今年も、環境評価の講習会が開催されます。

申込み締め切りは11月16日です(定員になり次第〆切ります)。
みなさまのご参加を、お待ちしています。

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環境評価のための基礎実習
-環境政策や環境経営の費用対効果を分析する方法を解説-
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主催 京都大学大学院農学研究科生物資源経済学専攻
後援 農林水産省,環境省

1.趣旨
 この講習会は,温暖化対策や生物多様性の保全などの環境対策
の経済効果を評価することで,環境政策や環境経営の費用対効果
を分析する方法を解説するとともに,環境行政や環境経営の専門
家を養成することを目的としています。自然環境には価格が存在
しないことから,環境対策の効果を金銭単位で評価するためには,
特殊な評価手法を用いる必要があります。そこで,環境対策の経
済効果を評価する手法を紹介するとともに,環境政策や環境経営
の実際の場面においてどのように使われているのかについても最
新動向を解説します。
 今年度は近年注目を集めている最新の手法(審議型貨幣評価,
端点解モデル,空間ヘドニック)を分かりやすく紹介します。
 講習会は東京会場と京都会場で実施します。講習内容はどちら
も同じです。

2.期日・場所
 東京会場
  京都大学東京オフィス
   (東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟27階)
  平成23年12月10日(土曜日)10:30-17:30

 京都会場
  京都大学農学研究科大会議室
  平成23年12月16日(金曜日)10:30-17:30

3.研修対象
 環境行政の担当者,企業の環境経営部門担当者,環境関係シ
ンクタンク・コンサルタント業者,公共事業関係の行政担当者,
建設・土木・農林水産業など公共事業関係業者,団体・協会の
職員,研究者,学生など

4.受講定員    各会場 50名

5.講義および講師
  「環境評価手法とは」
      京都大学農学研究科 栗山浩一
  「環境評価手法の実際(1)審議型貨幣評価」
      京都大学農学研究科 伊藤伸幸
  「環境評価手法の実際(2)端点解モデル」
      北海道大学農学研究科 庄子康
  「環境評価手法の実際(3)空間ヘドニック法」
      東京工業大学社会工学専攻 星野匡郎

6.その他
 a)申込み期間 10月3日から11月16日まで
  (必着・定員になり次第〆切ります。)
 b)申込み手続き
京都大学のウェブサイト→「イベント」のページに説明あり
    京都大学のサイト http://www.kyoto-u.ac.jp
    講習会の案内
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news4/2011/111216_1.htm
 c)使用テキスト
   柘植・栗山・三谷編著「環境評価の最新テクニック:
 表明選好法・顕示選好法・実験経済学」(近刊予定)

September 30, 2010

環境評価のための基礎実習

これの告知を忘れてました。申込み締め切りが9月30日、つまり今日なのですが・・・

環境評価に関する講習会が東京と京都で開催されます。
ご関心のある方はぜひご参加ください。

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環境評価のための基礎実習
−環境政策や環境経営の費用対効果を分析する方法を解説−
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主催 京都大学大学院農学研究科生物資源経済学専攻
後援 農林水産省,環境省(予定)

1.趣旨
 この講習会は,温暖化対策や生物多様性の保全などの環境対策の経済効果を評価することで,環境政策や環境経営の費用対効果を分析する方法を解説するとともに,環境行政や環境経営の専門家を養成することを目的としています。自然環境には価格が存在しないことから,環境対策の効果を金銭単位で評価するためには,特殊な評価手法を用いる必要があります。そこで,環境対策の経済効果を評価する手法を紹介するとともに,環境政策や環境経営の実際の場面においてどのように使われているのかについても最新動向を解説します。
 講習会は東京会場と京都会場で実施します。講習内容はどちらも同じです。

2.期日・場所
 東京会場
  京都大学東京オフィス
   (東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟27階)
  平成22年11月20日(土)午前10:30 〜 午後5:30

 京都会場
  京都大学農学部講義室
  平成22年11月26日(金)午前10:30 〜 午後5:30

3.研修対象
 環境行政の担当者,企業の環境経営部門担当者,環境関係シンクタンク・コンサルタント業者,公共事業関係の行政担当者,建設・土木・農林水産業など公共事業関係業者,団体・協会の職員,研究者,学生など

4.受講定員    各会場 50名

5.その他
 a)申込み期間 9月1日から9月30日まで
  (必着・定員になり次第〆切ります。)
 b)申込み手続き
 京都大学のウェブサイト→「イベント」のページに説明があります
 京都大学のサイト http://www.kyoto-u.ac.jp
 講習会の案内
 http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news4/2010/101126_1.htm
 c)講習会のプログラムや講師なども上記のページにあります。

September 21, 2010

日本経済学会

竹内です。

日曜日(9/19)は日本経済学会2010年度秋季大会にて、報告をしてきました。

特別セッションⅡ:環境規制の政策評価:経済学の役割  
 座長:上智大学 有村俊秀

環境規制の経済評価:現状と展望
 神戸大学 竹内憲司

廃棄物と資源循環
 早稲田大学 近藤康之

温暖化政策の経済分析:応用一般均衡分析のアプローチ
 関東学園大学 武田史郎

今大会のパネル討論のテーマは「政策評価」と「行動経済学」で、そのうち「政策評価」については「労働政策」と「環境政策」に特化した特別セッションも設けられました。そのうち「環境政策」に関するセッションに、座長の有村さんからお呼びがかかったため報告をしてきたのです。

研究内容に踏み込んでしっかりとした報告をおこなった他のお二方に対し、私はざっくりとした下世話な(?)報告をさせていただきました。政策評価は環境政策に限ってみてもさまざまな要素があって、私も一部しか理解できていなかったのですが、全体像をまとめる良い機会となりました。

座長の有村さん、報告者の近藤さん、武田さん、参加してくださったみなさん、ありがとうございました。私がおこなった報告のpdfファイルは下記にあります。

http://www2.kobe-u.ac.jp/~kt/pdf/JEA2010.pdf

September 15, 2010

パート2終了

竹内です。

環境経済・政策学会2010年大会でのチュートリアル・パート2、無事終了しました。4時間近くにわたる、たいへん充実した内容のセッションでした。参加者と報告者のみなさん、ありがとうございました。報告資料は、下記の各報告者からの投稿をごらんください。

栗山さんから届いたセッションの様子の写真を、貼っておきます。