アクセプト
竹内です。
Energy Policyという雑誌に投稿していた論文の採択(アクセプト)通知が、届きました。神戸大学大学院生の伊藤伸幸くん、甲南大学の柘植隆宏さん、産業技術総合研究所の岸本充生さんとの共著です。
Ito, N., Takeuchi, K. Tsuge, T. and Kishimoto, A. "Applying Threshold Models to Donations to a Green Electricity Fund," Energy Policy, forthcoming.
この論文では、仮想評価法を用いてグリーン電力基金に対する寄付意思額を尋ねているのですが、仮想的なシナリオとして基金への参加率をサブサンプルごとに変化させることで、他人の行動が個人の寄付意思額に与える影響を検討しています。こうした影響は、互恵(reciprocity)とか条件付き協力(conditional cooperation)といった概念で解釈することができ、ゲーム理論や行動経済学的な文脈でも注目されています。ぜひ、ご一読ください!
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