October 28, 2011

環境評価講習会2011

今年も、環境評価の講習会が開催されます。

申込み締め切りは11月16日です(定員になり次第〆切ります)。
みなさまのご参加を、お待ちしています。

**********************************************************
環境評価のための基礎実習
-環境政策や環境経営の費用対効果を分析する方法を解説-
**********************************************************

主催 京都大学大学院農学研究科生物資源経済学専攻
後援 農林水産省,環境省

1.趣旨
 この講習会は,温暖化対策や生物多様性の保全などの環境対策
の経済効果を評価することで,環境政策や環境経営の費用対効果
を分析する方法を解説するとともに,環境行政や環境経営の専門
家を養成することを目的としています。自然環境には価格が存在
しないことから,環境対策の効果を金銭単位で評価するためには,
特殊な評価手法を用いる必要があります。そこで,環境対策の経
済効果を評価する手法を紹介するとともに,環境政策や環境経営
の実際の場面においてどのように使われているのかについても最
新動向を解説します。
 今年度は近年注目を集めている最新の手法(審議型貨幣評価,
端点解モデル,空間ヘドニック)を分かりやすく紹介します。
 講習会は東京会場と京都会場で実施します。講習内容はどちら
も同じです。

2.期日・場所
 東京会場
  京都大学東京オフィス
   (東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟27階)
  平成23年12月10日(土曜日)10:30-17:30

 京都会場
  京都大学農学研究科大会議室
  平成23年12月16日(金曜日)10:30-17:30

3.研修対象
 環境行政の担当者,企業の環境経営部門担当者,環境関係シ
ンクタンク・コンサルタント業者,公共事業関係の行政担当者,
建設・土木・農林水産業など公共事業関係業者,団体・協会の
職員,研究者,学生など

4.受講定員    各会場 50名

5.講義および講師
  「環境評価手法とは」
      京都大学農学研究科 栗山浩一
  「環境評価手法の実際(1)審議型貨幣評価」
      京都大学農学研究科 伊藤伸幸
  「環境評価手法の実際(2)端点解モデル」
      北海道大学農学研究科 庄子康
  「環境評価手法の実際(3)空間ヘドニック法」
      東京工業大学社会工学専攻 星野匡郎

6.その他
 a)申込み期間 10月3日から11月16日まで
  (必着・定員になり次第〆切ります。)
 b)申込み手続き
京都大学のウェブサイト→「イベント」のページに説明あり
    京都大学のサイト http://www.kyoto-u.ac.jp
    講習会の案内
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news4/2011/111216_1.htm
 c)使用テキスト
   柘植・栗山・三谷編著「環境評価の最新テクニック:
 表明選好法・顕示選好法・実験経済学」(近刊予定)